僕のひつまぶしを返して最近、鼻の調子が悪いことに悩んでいる。2ヶ所の耳鼻科にかかった結果、血管運動性鼻炎と診断されたのが数ヶ月前。血管運動性鼻炎とは、花粉とかホコリとかが原因ではないのに、アレルギー性鼻炎のような症状が出るもののことを呼ぶらしい。寒暖差による刺激やタバコの煙、ストレスなどにより発症するとのこと。格好良くつらつら言ってるけど…要は原因がわかってないってことじゃないですか!処方された薬飲んでも特段症状に変化ないし!くやしいっ!その血管なんちゃらのせいで、急に鼻がむずむずズルズルするのです。寝起きからズルズルのときもあれば、食事中に急に来ることも。主な原因は寒暖差とは言われたけれど、じゃあリビングでだらだらとアニメを見ていただけで鼻がむずむずするのは、どう説明するんですか?!室温の変化もタバコの煙も、なんの刺激も受けてないじゃないですか!!画面の向こうからウェザー・リポートがスタンド攻撃でもしてきたっていうんですか!!!そういうことですか?!?!?!?!…はぁ、はぁ。いや、その表現では僕の悩みを正確に表現できていない。むずむずするのなんて我慢すればいいし、鼻水が出たらかめばいい。何より僕がつらいのは、味がしないことなんです。耳鼻科でも「鼻炎の影響で、味がわかりにくくなっている」との説明は受けました。でも鼻が絶好調で酸素をガンガン取り込めているときでも、味を感じられないときがあるんですよ。説 明 と 違 く な い ?しかも周りの花粉症のひとに聞いた感じ、花粉症で鼻がひどいときでも、感度は下がるものの味はそれなりにわかるらしいじゃないですか。こちとら鼻スースーなのに無味なんですが!!!どういうこと?!せっかくお気に入りのご飯屋さんに行っても、急に味がしなくなるんですよ。今年の3月なんか、名古屋の某有名ひつまぶし屋さんに行ったのに、3口目くらいから味がわからなくなっちゃって。ひつまぶしといえば、おひつに入ったご飯をしゃもじで4等分にして、最初の1/4はそのまま、つぎは薬味、次はお出汁を…なんて具合に楽しみたいじゃないですか。3口目じゃまだネギや胡麻、ネギの香りを楽しめないじゃないですか!!!!僕の5,000円を返してっっっ!このご時世、味覚障害というとまずはコロナ感染(後遺症)を疑われますよね。でも職業柄ワクチン接種も受けているし、体調不良時には市販の検査キットや病院等での検査も受けているし、コロナの後遺症は考えづらいんですよね。しかもいわば「まだら」に味覚がなくなったり戻ったりなんて話は聞かないですからね。調子が悪いときに感じられるのは、塩味と苦味、あとは辛味とか酸味とかなんですよね。料理が全然楽しめない。…塩分の過剰摂取には気をつけよう。2023.09.02 15:59
元祖爆笑王『ムダ話が得意になる本』普段生活をしているなかで、「会話のセンス」を感じさせらる人がいる。仕事の話をしている中でも、話すテンポが良かったり語彙のチョイス、言い回しにユーモアを感じたり。そんな人たちと親しくなり、相手のことを知って行く中で彼らに共通点があることに気づいた。それはニッポン放送のオールナイトニッポンやTBSラジオJUNKなどなど、深夜ラジオのリスナーである(であった)人なのだ。よく探せば他にも共通点なんかあるのだろうが、僕にはそこがひとつのキーなのでは、と思えてならない。2017.07.27 07:10
芦原すなお『青春デンデケデケデケ』僕の部屋には、飾ってあるCDが1枚ある。CDショップに売ってるような有名アーティストのものではない。数年前に静岡のちいさなライブハウスで手売りしていた、インディーズ…というか素人バンドのCD。かっこよくキメたジャケットには、すこしビジュアル系チックな4人の若者。収録されているのはたった1曲。将来への不安を感じながらも、希望を胸に…誰にも届くような、最大公約数的な歌詞。メロディに対して、歌は少し早すぎる。しかし僕の胸にはとてもよく染みる2017.02.01 16:18
中村文則『掏摸』小学生の頃から、僕は呪いのようなものに悩まされていた。それは「自分は将来、福祉関係の仕事に就く」というものだ。強迫観念のようであり、予言でもあるかのようなその呪い。両親の職業も関係ないし、当時の僕の身近なところに福祉にまつわる物事があったわけではない。それなのにどうしてか、「自分は将来、福祉関係の仕事に就く」という予感がしていた。そして、それと同時に「意識的にそれを避けないと、自分は必ずそこにたどり着く」ということも感じていた。どこにでもいる平凡な、スポーツ刈りで走り回っている小学生の頭の中に、そんな呪いが根を生やしていたのだった。2017.01.29 09:49